熟成肉と言えばなじみのある方も多いかと思いますが、熟成鮨って何?!って方も多いのでは・・・。熟成鮨とは鮨のネタを数日間から数週間寝かせたお寿司の事を指します。二子玉川にあるミシュラン店の「すし 喜邑(㐂邑)」さんでは、最上級に美味しい熟成鮨が食べられます!!!
店主の木村さんは、”すし 喜邑(㐂邑)にしかないものをつくりたい”という想いから、長期熟成させて魅力を最大限に引き出した熟成寿司を提供する集中しているんだとか。すし 喜邑(㐂邑)で味わった熟成寿司のねっとりとした食感、旨味、香り、が脳裏に残っていて未だに忘れられません。
すし 喜邑(㐂邑)のおまかせメニュー
すし 喜邑(㐂邑)さんで提供しているのは、おまかせメニューの1コースのみで、昼・夜ともに33,000円(税抜き)です。今回は夜の部で利用しました!それでは早速おまかせメニューで出てきた全22品のお料理を全て紹介していきたいと思います~!
※季節や時期によって、旬の食材が変わってくるので、メニューに変動はあります。
ーーーー1品料理ーーーー
ホッキ貝のスープ
子持ちヤリイカ
ホタテの塩辛と山椒
マナガツオとネギ大根
ホタルイカのワラスモーク
うにそば
ワタリガニのケジャン
シャリ巻き
ーーーーここから握り 全12貫ーーーー
かんぱち <熟成40日間>
ボタン海老 <熟成7日間>
とり貝 <4日仕込み>
あじ<熟成5日間>
かわはぎと肝 <熟成7日間>
キンメダイ <熟成14日間>
サクラマス <熟成14日間>
漬けマグロのエシャレットとスモーク <熟成28日間>
ホッキ貝 <2~3日仕込み>
イワシ <熟成10日間>
マカジキ <熟成60日間>
はまぐり
カツオの手ごね
玉
さて、ここから全て写真を載せますので目で楽しんでみてください!!まずは1品料理から紹介していきますね♪



ネギ大根の薬味がのったマナガツオは日本酒ととても相性が良く、最高に美味しかったです。。


クリーミーに泡立てられたうにベースのそばを挟みます。うにの汁も濃厚で飲み干してしまいました。

お寿司屋さんで食べれると思っていなかったケジャン!!!ブランデーと塩辛に漬けて、14日間熟成した生のワタリガニです。山椒もピリッと効いていて最高のおつまみでした・・・。

さて、ここから握りに入ります!!どのネタもこんなに熟成した鮨を食べた経験がなかったので、熟成鮨の美しさに魅了されながら有難く食べました。

ねっとりした中にもぷりっとした食感があったボタン海老。

こんなに大きくてぶりっとしたとり貝を食べたのは人生で初めてです。



かわはぎとしゃりの間に肝がはいっているこちらは、美味しすぎて、美味しすぎて、今でも忘れられません。。ちなみに肝も熟成されているものです!!


スモークして漬けたマグロには、エシャレットの香りも含まれています。複雑な味で一気に舌の上でとろけました。



熟成60日?!?!?!とびっくりしたこちらのマカジキ。ネタはとても柔らかくて、ねっとりとした食感が広がり、マカジキの味がとても濃く感じました。最上級の美味しさでしたよ。




いや~本当に熟成鮨の深さに感動しました。貝類は熟成しても味がそこまで伸びないので仕込みの時間だけにするなど、食材が持つポテンシャルを最大限に伸ばす工夫がされているんだと、さすがだなと思いました。
長年行ってみたかったお店なので、とても緊張していましたが大将さんもとても良い方で、気軽に質問などお話ししながら熟成寿司を楽しむ事ができました。
すし 喜邑(㐂邑) アルコールメニュー

すし 喜邑(㐂邑)のアルコールメニューは日本酒も充実していました。やっぱり江戸前鮨には日本酒のマリアージュが鉄板ですよね!
好きな日本酒のタイプや、ネタに合う日本酒を店主に聞くと教えてくれるので、是非聞いてみてください。
予約困難点 すし 喜邑(㐂邑) の予約方法

さて、予約困難とも言われているすし 喜邑(㐂邑)の予約方法ですが、OMAKASEという予約サイトからのみ受け付けているそうです。毎月10日に、1ヶ月先末日までに予約をWEB上から受付ていますが、予約開始時間から1分もすると埋まってしまうぐらい人気なので、時間との勝負ですね!!(笑)
月曜日と火曜日は休業、水曜日~日曜日は17時半~と19時半~の2部制になっていて、水曜日と日曜日は12時からランチ営業もしているみたいです。(ランチメニューもおまかせ33,000円のコース料理のみです!)
一生に一度行きたいと思っていたすし 喜邑(㐂邑)さんですが、1年間に1回必ず行きたいお店に変わりました♡
すし 喜邑(㐂邑)
住所:東京都世田谷区玉川3-21-8 (最寄り駅 二子玉川)
席数:10席